総体前のケガ

2017年06月6日

お久しぶりの更新です。あっという間に6月。

神戸市東灘区本山中町のしみず鍼灸整骨院の清水です。

今、どこの治療院も学生の患者さんでいっぱいではないでしょうか。

中学生はこれから、高校生は、ほぼ県の予選は終わりでしょうか。

当院でも、左手中指の骨折の高校バスケ男子。

足首捻挫の高校サッカー女子が来ていました。

なんとか間に合い、全力でプレー出来たと報告をしてくれました。

あとは、高校野球のピッチャー。腰椎骨折からの復帰。

順調に来ているようです。あとはいかに持てるものすべてを出せるか。

信頼して来てくれているので、最高のパフォーマンスを発揮できるように

引き出します。

この時期は、試合前ということで練習も試合も多く疲労がピークです。

今は、週に1日はオフ日を設けられてますが、最後ということで

オフなしで練習しているクラブも多いようです。

私のころはあまりなかったのですが、

今の子は、ほとんどの子が塾にも通っています。

クラブの練習が終わってから塾があり、

家に帰るのも遅い。みんな睡眠不足です。

つまり練習は激しくなり、疲労を取る休養する時間もない。

ある意味、体はいつケガをしてもおかしくない状態です。

コンタクトスポーツは、特に相手とぶつかることが多いので

本当に危ない状態です。

指導の先生には、出来るだけブレーキをかけていただきたい。

子どもたちは、最後だということで、かなりがんばっています。

また若いので無理が出来ます。

だから、指導者が求めればどんどんやってしまいます。

結果、疲労のピークを迎え体の限界を超えてしまっています。

 

保護者の方へ。

試合前の1週間、2週間は、塾を休ませてください。

受験生だということはわかります。

でも、ケガの原因のほとんどが睡眠不足だと私は考えています。

だから、学校から帰ってきたらご飯食べて風呂に入って寝るという生活に

してください。

 

それでも、ケガした場合は、一刻も早く来てください。

ケガはしないのが一番で、もし、ケガしたら早く治療を。

いかに早く復帰できるかを追求しています。

若いので、安静にしていたらほとんどのケガは治ります。

ただ、試合前で期限があります。

いかに、パフォーマンスを落とさないよう、治しながら練習する。

それが、病院にはない当院の治療です。

 

ケガをしないように、でもケガしたら早く治療を!

 

毎年、こんな矛盾した気持ちを持ちながらこの時期を過ごしています。

 

あ、それからケガしないように普段からのメンテナンスをしてくれる

治療院を見つけておくのも必要ですよ。

どこに行けばわからなければ、当院に相談してください。