股の開きの悪い赤ちゃん
2017年03月9日
神戸市東灘区本山中町のしみず鍼灸整骨院の清水です。
初めて連日のブログ投稿です
今日は「股の開きの悪い赤ちゃん」です。
専門用語になりますが、先天性股関節脱臼、開排制限ともいいます。
yちゃんは生後5カ月の赤ちゃん。
4カ月検診で「股の開きが悪いですね。」
「様子を見ましょう。と言われました。」とお母さんから相談がありました。
夜も何度も起きるし、一度連れていくので診てほしいと。
それで来たのが、先週の火曜日。
写真は、本日2診目なのでだいぶん右足が伸びてますが、
先週はもっと足が曲がっていて股関節の詰まりが、かなりありました。
お母さんも、足が開かないのでおむつが替えにくいと言ってました。
正直に言うと、最初はこれからまだまだ成長するので今の段階では
様子を見ましょうというのが、精一杯だと思っていました。
ただ、股関節の詰まりが感じられたので、これが取れたら
なんとかなるかなと思い両足の足首辺りをふんわり触ってました。
(注意:決して無理やり引っ張ったり、足を開くようなストレッチ、股関節を揉むようなことは
しないでください。取り返しのつかないことになります。)
ふんわり触っていると、ふっと右足が緩んだ感覚が僕の手に伝わってきました。
そうすると、今まで曲げてた右足を思いっきり伸ばすようになったのです。
本日の2回目も上記の写真のように少し右足を曲げていますね。
今日も、優しく触っていると
写真でわかりますかね?
思いっきり両足を振り上げてます(笑)
これぞ、THE自然治癒力!
僕はただ手を触れていただけ。
赤ちゃんの持つ自然治癒力のなせる業です!!
夜寝ないのは、慢性的な風邪で鼻が詰まって苦しくて
何度も起きるのでした。
こちらの方は、小児はりでスッキリ!
今回のケースはたまたまうまくいったのであって
専門医にかかった方がいい場合もあります。
ただ、今回のお母さんのように専門医に診せる前に
何か出来ることはないかとお探しの方はご相談ください!
yちゃんも、これで終わりではなくて定期的なケアは必要です。
最後の写真は、せっかくお母さんに抱っこしてもらえると思ったのに、
なんであんたに抱っこされなきゃいけないのよ!! の図。