風邪の後が大切です。
2015年07月7日
神戸市東灘区、小児はりのしみず鍼灸整骨院です。
今日は、症例報告です。
1才9カ月の男の子。
1週間前に風邪を引いて、治ってから
夜泣きがひどく泣き叫ぶようになり、
昼間も結構ギャーっとわめくようになった。
ご飯も食べない。昼寝もしなくなった。
近所の人からも、カンムシやねと言われるくらい。
初めての来院時、
顔は赤黒く、目はうつろ。
かなりしんどそうな感じ。
でもまだ「しんどい、つらい」は言えない。
そのつらさの表現が、ギャーっと泣き叫ぶことになってました。
風邪の症状「熱、咳、鼻水」は治っているかもしれない。
でもこの子の体の中には風邪が残っている状態。
こう説明すると、お母さんも納得されてました。
小児はりを始めると、首、肩、背中はカチカチ状態。
約2~3分で体全体がさっとゆるんだ状態で終了。
目もしっかりしたし、顔色も良くなった。
翌日も来てもらいましたが、
夜は夜泣きせずにぐっすり眠り、
ご飯も食べるようになりました。
今は、様子を見ながら一週間に1度くらい
来てもらってます。
カンムシは、知能の発達と体の発達のアンバランスから
おきることが多いですが、風邪がきっかけで起こることも
多いです。
風邪の症状が治まった、でも完全に治っていないことも
多いです。
お薬で治すのもいいですが、
風邪を出し切ってしまう、小児はりで
免疫力を上げていきましょう。
そのほうが、将来的にこの子のために
なると思いませんか?