神戸マラソン 膝の痛み

2016年11月19日

神戸市東灘区のしみず鍼灸整骨院の清水です。

明日11/20はいよいよ神戸マラソンですね。

当院の患者さんkさんもエントリーされています。

そのkさんが、来られたのが約2か月前。

主訴は「膝の痛み」正確には「膝裏の痛み」です。

練習をほぼ1日おきに約10キロ走るそうです。(凄い!)

実は、1年前の神戸マラソンにも走って30キロ過ぎから右膝が痛くなって、

凄く痛くて、でも完走したそうです。(凄い根性!)

その後も痛いなあと思いつつ、でも走れるし、と練習を続けていると

3日前から今度は左膝が痛くなってきた!

そうすると、今度は急に不安になって、走れないんではないかと

思って当院の患者さんの紹介で来られました。

検査していくと、関節には問題なくて筋肉の緊張から来る痛みでした。

ただ、走りだして6年間。

自己流で、体のメンテナンスは簡単なストレッチのみ。

走るフォームも、誰かに見てもらうでもなく、教えてもらうでもなく、

ただ、ひたすら走っていた。

僕からみると、よくここまで大きな故障もせずに走れたなと感心しました。

足の筋肉が、パンパンとかカチカチとかいうレベルではない。

分厚いゴムの板を足の骨に巻いている感じです。

経験上、一番緩みにくい筋肉の質。

幸い関節周囲の半月板や靭帯に損傷がないので、

この筋肉が緩めば、なんとか走れると思います。

ただ、10キロではなくて42.195キロなので痛みは出ると思います。

と正直にお伝えした。

あと、自分の走っている姿を動画で撮って見せてもらいました。

いくら施術で痛みを取っても、同じフォームで走っていたら

また痛めます。

ですから、フォームの見直し改善は必須です。

そして、最初は週に1回で今月からは週に2回で施術しました。

ただ2か月で痛みが取れたらいいわけではなく、

早く痛みを取って練習しなければならないんです。

当院の鍼灸「氣鍼医術」と整体を組み合わせたもの

そして、足圧療法も取り入れました。

昨日、最終調整に来られたのですが、

「2カ月前はどうなるかと思いましたが、楽しく走れそうです。」

と笑顔で帰られました。

明日は、晴れそうですが気温が高いみたいです。

水分補給をしっかりしてくださいね。

健闘を祈ります!

 

 

 

 

安産灸(妊婦さんの施術)

2016年09月13日

神戸市東灘区のしみず鍼灸整骨院の清水です。

当院は、開院以来妊婦さんの施術に力を入れており

去年は開業初年度に第一子を産まれた方が、

第二子も産まれたという方が3人もおられ、めでたい年となりました。

 

先日電話があり、

「現在妊娠中で予定日まで2週間しかないんですが、

全然降りてきてないんですが安産灸をしてもらえますか?」ということでした。

翌日に予約をとり来ていただきました。

私「お一人目ですか?」

Kさん「いえ5人目です!」

私、思わず「え・・・5人目ですか?」と聞き返してしまいました。

お話をよく聞くと、今まで破水や誘発剤で自然分娩というかたちで

産んだことはなく。

今回は、出来るだけ自然にお産をしたいということで、助産院に

かかられており出来ればその助産院で出産したいとのことでした。

ただ、今日の検診ではあまりお腹が下がっておらず予定日を大幅に過ぎてしまう

ようだと病院での分娩になってしまうそうです。

なので、ネットで検索していただき当院にたどり着きました。

最初に私からお伝えしたことは、

産まれてくる日を、早くしたり遅くしたりコントロールすることは

出来ないということ。

ただ、お母さんの体を整えてあげることによって

いつ産まれてきてもいいように準備は出来ます。

それが、安産灸です。

具体的に言うと、

氣鍼医術の本治法(肝虚脾肺実)で全身の体調を整え、

三陰交と至陰のお灸で子宮を柔らかく温かくしていきます。

と、説明しました。

そこは、4人のお母さん。

納得していただき、出来ることはしたいという意思を示していただき

週に2回の施術をさせていただくことにしました。

初回が終わり、次回の予約日の前日にkさんから電話がありました。

「実は、妹も妊娠していて出産予定日を過ぎているんです。

お灸の話をすると私も連れて行ってほしいというので診てもらえますか?」

と、二人で来られました。

妹さんは、2人目さんです。

妹さんも、お姉さんと同様の施術をしました。

そして妹さんは2回目の施術した夜から陣痛が始まり無事出産。

kさんは、順調に赤ちゃんが下がり子宮口も開いてきました。

結果、予定日より4日遅れましたが、無事助産院で産まれて来てくれました。

今回は、ご希望に沿えることができました。

私もホッと胸を撫でおろしております。

 

もし、安産灸をしていなかったら?していたら?

決して比べることは出来ませんが、確実にお母さん、赤ちゃんにいい影響があります。

妊娠時における、つわりや逆子、体調不良など

基本的には薬も飲めません。

何か出来ることは、ないかとお探しの方、

しみず鍼灸整骨院は、伝統的な鍼とお灸でお役に立てます。

困ったことがある場合は、一度ご相談を!

 

 

 

 

 

 

肘の脱臼(肘内障)Ⅱ

2016年08月17日

神戸市東灘区 しみず鍼灸整骨院の清水です。

お盆休みも終わり、診療しております。

5月にこのブログにNちゃんの肘内障の症例をあげました。

そしたら、東京から親戚の家に遊びにきてたSちゃん3歳。

遊んでいるうちに、お姉ちゃんに腕を引っ張られたのか

急に腕を伸ばすと、痛いと言って泣く。

ここでお母さんが素晴らしいのは、これは肘が抜けたのではないかと

思い痛くない角度(90°)でタオルで三角巾のようにして固定。

すぐに、「神戸市東灘区 肘 脱臼」でスマホで検索!

なんと当院のブログ記事が1番上に出てきたそうです。

住所をみると、なんと近く!でもお昼休み時間。(午後2時40分頃)

恐る恐る電話をしてみたら、僕がたまたま出た!

その日は、たまたまその時間にしか来られない高校生の施術中。

お母さん「お昼休み中ですけど、診てもらえませんか?」

私「早いほうがいいので、すぐ連れてきてください。」

診てみると、左の腕を伸ばさない。

バンザイも痛いと言う。

これは、肘内障といってこのぐらいの年の子に多い肘の脱臼です。

肘に親指を当ててくりくりっと手を回旋させると

「クリッ」と整復音がなりました。

Sちゃんは、ちょっと泣きましたが、もう大丈夫!

帰るときには、左手を使って靴を履いてましたからもう安心です。

後日、親戚の家から帰るときに診せに来てくれましたが、

あれから痛がることもなく、元気だったそうです。

知らない土地に来て、ケガ病気で病院を探して走り回るのは

大変ですもんね。

お役に立てて何よりです。

また、コツコツと症例を上げていきますので

こんな症状も、よくなるんやと参考にしていただければ

幸いです。

お盆休みのお知らせ

2016年08月3日

神戸市東灘区のしみず鍼灸整骨院の清水です。

8月に入り、本格的に夏になりましたね。

熱中症対策として、室内も気温28℃以上湿度60%以上になると

危険であるといわれてます。

当院のクライアントも、「クーラーつけずに頑張ってる!」って方がいますが、

くれぐれも、無理しないように!お願いします。

当院のお盆休みとして、

8/11㈭~8/14㈰までとなります。

そして、

8/27㈯は、名古屋に研修のため臨時休診とさせていただきます。

大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

 

 

 

 

肘内障(肘の脱臼)

2016年05月18日

1463557238815お久しぶりです。東灘区しみず鍼灸整骨院です。

4月から新年度、新学期が始まり緊張と疲れが溜まってきて、体調を崩す子どもさん、

お母さんが多くなってきてます。

あなたは、大丈夫ですか?

肘内障(ちゅうないしょう)ってご存知ですか?

簡単に言うと、子ども2~5才くらいの肘関節の脱臼です。

図に載せたのですが、骨の頭がしっかり発達する前に靭帯が外れてしまって起きます。

よくあるパターンが、ぐずってる子どもの手をお母さんが「行くよ」って引っ張って

抜けます。

完全に抜けると、痛いです。めちゃくちゃ痛いです。大泣きします。手をだらんとして

触らせません。

連休前に来たNちゃんは、完全に抜けてない、中途半端に抜けて止まってるパターンでした。

Nちゃん4才は、水曜日の夕方、保育園帰りに定期的に小児はりを受けにきました。

そこでお母さんから「月曜日に自転車にNを乗せたところ、自転車ごと倒れてしまって

Nも腕を打ったみたいで、一応整形外科でレントゲン撮ってもらったんですけど打撲ですって

言われました。」とシップを貼った腕を見せてくれました。

私は、見ただけでピンときました。

「お母さん、肘内障といって肘の脱臼です。」と上の図を見せて説明しました。

クリクリっと整復しました。

整復自体は難しくはありませんが、何せ小さいし痛いので嫌がります。

念のため、翌日も来てもらうことにしました。

帰る頃には、痛かった右手を使って荷物も持っていたし大丈夫かなと。

そして、翌日満面の笑みで来てくれました。「もう痛くない!」

痛い時は、保育園でも箸やスプーンを使うのも嫌がってたみたいです。

めでたし、めでたし!!

ここで、ポイント!

①靭帯は、レントゲンには映らない。

②お医者さんも万能ではない。

③完全に脱臼した場合は、分かりやすいし、子どももおお泣きしますが、

今回のように、半分抜けかけの亜脱臼状態が一番難しい。

解決策としては、子どもが怪我したときは、第一選択肢として整形に行く。

それでも、痛がる場合、(今回の場合は打撲であったならば、2日経ってたら

ちょっとは痛みが引いてるはずが全然引いてない)は、信頼のできる整骨院(しみず鍼灸整骨院)に診てもらう。

今回も、たまたま当院に来る予定だったから2日でよくなったけど、Nちゃんは我慢強いから

そのまま1週間くらいは放ったらかしになっていた可能性もありましたね。

やはり、子どもを守るのは親御さんです。

何か起きる前に、普段から信頼のできるお医者さん、治療院を見つけておくことは大事です。

ビクビクする必要はありませんが、お子さんをよく観察し普段と違う何か違うと感じるときは

しかるべき医療機関にかかるべきですね。

当院は、そん親御さんの味方です。いつでも相談に乗ります。

もちろん、当院も万能ではございませんので、出来ることと出来ないことをお伝えし病院に行った方がいいときは、その旨をお伝えします。」」」

 

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